親しき仲の礼儀
昨夜、お酒をご一緒した先輩が、
「言葉遣いがちゃんとしててええなあ。どっかで鍛えたんか?
大事なことやで。」
お客様に好かれるその人間性もまた、
この会社の魅力のひとつにになるんやで。
と嬉しそうにおっしゃっていた。
言われるまで意識したこともなかったが、
改めて考えてみると、他人の言葉遣いを、
常に気にして聞いている自分に気がつく。
~のこと?(ですか?)
~でしょ?(ですよね?)
言葉遣い、ほんの一言の最後の数文字で、
与える印象は大きく変わるものだと思う。
どれだけ親しくとも覆せない人生の先輩。
端的に礼儀を示す上で、言葉遣いは大事。
まず言葉遣いを正した上で(規定演技)、
表現や表情で親しさを示す(自由演技)、
そういう考え方をしていることに気付く。
長い接客業の経験が鍛えてくれたのかな。
いつかに夢中で取り組んだ経験が生きる。
こういう実感ができる時間が幸せである。
これからも大事にしていこう。